農縁くらし

環境の邪魔にならない程度の距離で農業と落語会を開催する「からふる亭」の日常(´▽`)

三遊亭兼好落語会@平生町

12月1日は、三遊亭兼好落語会を行いました!95名のお客様で、会場はいっぱいになり、12月なのに笑いの熱気で会場が暑いぐらいでした。私は兼好師匠の落語が大好きで、特に、師匠の夫婦のかけ合いが大好きで、二つの演目は私が聞きたかったものでしたので、最高に楽しい会となりました。

f:id:anjing00monyet:20181205173345j:image

今回は、前座1席があり、兼好師匠の三番弟子のしゅりけんさんが務めて下さりまして、しゅりけんさんは山口県岩国市出身で、兼好師匠のもとで、一生懸命勉強されています。当初は、兼好師匠だけの独演会の予定でしたが、兼好師匠の粋な計らいで、しゅりけんさんの開口一番となりました。演目は「牛ほめ」。本編の前に、しゅりけんさんの名前の由来や最近の出来事などを枕で話されて、会場は大爆笑となりました。牛ほめもめっちゃ面白かった!また、平生町で再度公演が実現したら、嬉しいですね!

いよいよ、兼好師匠の登場です。平生町はいいとこですねぇと褒めていただいたあとは、とにかく、小噺を沢山披露して下さり、会場は大爆笑の連続でした。小噺の中で僕は、「オール殿下」が一番面白かったです。ここでは、内容を書けませんが。。うちの妻は、兼好師匠の子育ての話が面白かったようです。そして腹筋がよじれるほど笑ったあとに、落語に入っていきました。1席目は、「真田小僧」で、演者によって下品になることもありますが、兼好師匠のは誰が見ても大丈夫な内容で、登場人物の父親と一緒に子供の話にグーーーーっと引き込まれ、最後には騙されてしまいました。

休憩のあと、小噺とまくらがあって、2席目は「替り目」。これがまたとても良かった!夫婦のやり取りが絶妙で、芝居もクセがあるけど、それがめっちゃ面白い。うちの妻もこの落語を聞いて勉強になったと申しておりまして、特に酔った亭主が奥様に小言をいう場面、「燗を注ぐときは、下を回して。そうすれば色気がでる」「なんでお前はいつも口を横に広げて言うんだよ。そうじゃなくて、こんな風に、口をすぼめて言えばいいじゃないか。そうすればちょっと色気がでる」。私も夫ですので、すごく分かる分かると笑っちゃいました。私の妻は、そうすればいいのか納得したようですが、帰りの車中でそんな話をしていたら、兼好師匠から「今までそう言う人を沢山見てきたけど、実践している人は見たことない(笑)」って突っ込まれました。

 

f:id:anjing00monyet:20181205173409j:image

夫婦の掛け合いを沢山見られて、大満足な会となりました。師匠の演目ではまだまだ見たいものが沢山あります。長短、権助魚、天狗捌き。。。またお呼びしたいです。