農縁くらし

環境の邪魔にならない程度の距離で農業と落語会を開催する「からふる亭」の日常(´▽`)

吉田俊道先生講演会@平生町

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≪日時≫
6月15日(土) 13時30分開始(13時受付)
≪場所≫
平生まち・むら地域交流センター

≪料金≫
予約:大人1500円 子供無料です

(できれば事前予約してもらえたら助かります)
≪ご予約・お問い合わせ≫
私にFacebookメッセージ、
050-5328-5325へ電話、
colorfultei@gmail.comにメールください。

○大人、子供の人数
○お名前
○電話番号

宜しくお願い致します。


はじめまして。平生町地域おこし協力隊の水田です。平生町は、山口県東南部室津半島に位置し、気候は瀬戸内海気候で温暖な気候風土に恵まれており、その立地条件を生かして、水稲・施設作物・みかん栽培などを中心とした農業が営まれています。町では、昭和50年代初頭から有機農業に取り組み、「環境保全型農業」による安全・安心な農産物の生産を続けています。環境に配慮した農業に長年取り組んできた平生町で、持続可能な農業を実現できたら、さらに魅力的な町になると考えまして、今回の講演を企画しました。
 さて、私が菌ちゃん野菜作りを知ったのは、2016年京都府にある週末有機農業学校Small Farmers Collegeに通っていたときのことです授業で、こんな土づくりで有機農業を実現している方がいると紹介があり、「長崎県佐世保市で吉田俊道さんが実践されている方法で、こうやって、野菜を細かくして、ボカシを合わせて土に混ぜ込みます・・中略・そうしたら、フカフカで微生物いっぱいの土が出来上がります」と説明していただきながら、みんなで作業をしました。そして出来上がった土は、一切腐敗臭がすることもなく、堆肥を加えていないにも関わらず、フカフカで団粒構造もできていました。しかも、その土で育った野菜は元気いっぱい、病害虫に強くなり、食べても美味しい野菜が育ちました。
 さらに、菌ちゃん野菜作りでは、菌ちゃん(微生物)が活動している様子を肌で感じることができるのです。畑に入れた野菜クズを微生物が包んで分解していく、その過程で微生物が熱を発生させるので、土を触ると温かく、目に見えない微生物の活動を体感できます。しばらくすると野菜クズは、微生物によって完全に分解され、姿を消します。そして、その微生物が次の野菜の栄養に変化していきます。つまり、野菜クズの命を次の野菜に命へ繋いでいくのです。それを体験した子供は、そこで出来た野菜を愛おしく感じ、食べ物の考え方や接し方がガラッと変わると吉田先生はおっしゃってました。それは、大人の私でも変わるぐらいですから、子どもにとっても素晴らしい体験になると思います。
この日、菌ちゃん野菜作りを体験してから、農業に対する考えがすっかり変わってしまいました。それは、菌ちゃん先生のお話を聞けば、分かると思います。ぜひ一緒に勉強しましょう。
最後に、私は2017年に菌ちゃん野菜作りアドバイザーの認定研修を受け、吉田先生や経験豊富な講師の方々から、菌ちゃん野菜作りの方法を学び、菌ちゃん野菜作りアドバイザーになりました。妻も2019年に、資格取得しました。まずは、家庭菜園から実践しています。もしも興味がある方がいらっしゃれば、土づくりの方法をお伝えしますので、ご連絡をいただけたらと思います。私たちもまだ未熟な部分が多く、皆様と一緒に勉強させていただけたら幸いです。

 

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平生町地域おこし協力隊
からふる亭(焼団子を出店・販売しています。落語会も開催しております)

水田量太