農縁くらし

環境の邪魔にならない程度の距離で農業と落語会を開催する「からふる亭」の日常(´▽`)

しまんと新聞ばっぐインストラクター

この度、しまんと新聞インストラクターのなりましたー!!!

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しまんと新聞ばっぐを最初に知ったとき、 めちゃめちゃカッコイイと一目惚れ。

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新聞紙を古紙回収に出して、リサイクルに回されるけど、
電気やガソリン使って、裁断したり、圧縮したり、 運搬したりして、
結局、環境に悪いような気がしてました。


何より、再生紙の方が高いのも腑に落ちなくて、その上、 再生紙は茶色っぽくて、なんかかっこ悪くて、 自分が取り組みたいエコと違うかなと感じてました。
もちろん、雇用を生んだり、 利用できない古本とか再生紙に変わるの良いことなので、 古紙のリサイクルは悪いことではなく、良いことだと思います。


ただ、自分がするなら、「かっこいいエコがいいなぁ」 と考えていたところに、出会ったのがしまんと新聞ばっぐ!


これは、絶対ヤバイ奴やんと直感しました。 いつか買いたいと妄想していたところに、 インストラクター講習会のお知らせがありました。


行かないとと、突き動かされるまま、行ってきました! 高知県四万十町

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四万十町は、栗が有名で、 栗を使った特産品等販売されている四万十ドラマという会社があります。栗好きの我が家は、 ここで妻のサプライズプレゼントでも買おうと代表の畦地履正さん のfacebookページをフォローしたりして、 栗の情報が流れるのを楽しく拝見していました。 全然面識ないですが、美味しい栗情報を見ながら、 ウキウキしていました。

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さて、当日、集合時間に遅れて会場に到着するという失態をおかしながら、 講習会場に入ると、畦地さんがいらっしゃり、えっ!?あっ!? と色々とパニック。話を聞くと、 畦地さんが理事を務めるNPO法人が、この講習会を開催しているとのこと。栗の話、あとで聞きたいと違うことを考えていたら、講習が始まりました。

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しまんと新聞紙ばっぐインストラクター養成講座の歴史は10年と 長く、 全国に600名のインストラクターが誕生しているようです。


このバッグ誕生のきっかけは、2003年。 四万十ドラマをプロデュースする梅原真氏が「 最後の清流と言われる四万十で、 野菜や特産品をビニール製のレジ袋で包むのは似合わない。 これからは古新聞で包もう!」と提案したところ、地域の主婦が新聞紙で作 ったバッグを考案。そこから改良を加え、現在の形になったそうです。その後、世界からも注目を浴び、ボストンのミュージアムショップ 、ニューヨークやイギリスの美術館にも輸出するようになった。 さらに倉本聰さんと一緒に活動したり、これから小林武史さん、 安藤桃子さんとも活動していくらしく、 来年の4月にはイタリアのミラノでワークショップをするようです 。


知らなかった。凄すぎる、しまんと新聞ばっぐ。


しまんと新聞ばっぐの材料は、新聞紙とでんぷんのり。 強度を考えれば、樹脂の入ったボンドなど使いたいとこですが、 捨てたときに自然に分解されにくいボンドは使わない、 環境に良いものにしたいという徹底したこだわりを感じました。 実際に作ってみると、 強度がでるように細かい工夫が散りばめられていて、 目からおちたうろこをひろうぐらい勉強になる知識が沢山ありまし た。なんとかかんとか、試験をパスして、 無事にインストラクターになりました。

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そのうち、ワークショップもやりますし、 使用に耐えうる製品になれば、1個150~500円で販売もしますので、 ぜひ購入していただけますと大変嬉しいです。
ビニール袋の使用量を少しずつ減らしていけたら、 いいなぁと思って活動しています。


しまんと新聞ばっぐは、
『新聞紙で地球を包もう』というコンセプトで活動されています。 少しでも新聞ばっぐの活動が広まっていくことを心より願っていま す。

 

 

どうぞ宜しくお願い致します。