農縁くらし

環境の邪魔にならない程度の距離で農業と落語会を開催する「からふる亭」の日常(´▽`)

柳家三三落語会@平生町 無事終了

三三師匠は山口県に来るのは、これで4回目で、東部は初めて来たそうです。山口のお客様は暖かく、好きですよと言って下さいました。送迎の車内でも楽しい会話、師匠は落語、講談だけでなく、お菓子に関する知識も豊富で、山口の銘菓は外郎でとお話をしたら、「外郎はもともと大衆薬だったんですよ、小田原の方で・・・・」と地元の私が知らないお話を紹介して下さいました。

さて、落語会が始まりました。まずは、まくらです。私も知らなかったのですが、当初の予定では、福岡から山口に来ていただくことになっており、お迎えのときも福岡からありがとうございますとご挨拶しました。ただ、落語会開催日の早朝まで、「今夜も生でさだまさし」に出られていました。私はてっきり、福岡から中継だと思い込んでおりましたが、本当は、3月30日夕方の福岡公演終了後→18時の飛行機で東京→生さだ出演、4分の出番だけだけど最後まで見て行きなさいと3月31日の朝の4時半まで撮影→朝6時の新幹線で東京から山口へ→12時に柳井駅という超ハードスケジュール。会場で一番驚いたのは、主催者の私かもしれません。

f:id:anjing00monyet:20190429223625j:image

まくらも、辛口だけど嫌味じゃない、どかどか笑いが起きて、そのまま落語本編へ。演目は、「一目上がり」、「お血脈」、そして花見の時期なので「長屋の花見」をして下さりました。季節の演目をしていただけるのは、落語の世界にどっぷり漬かることができるので本当に嬉しいですね!「一目上がり」は、登場人物の熊五郎と一緒に、私もコテンと騙されてしまいました。三三師匠の大師匠、柳家小さん師匠も好んで演じられていたようで、その芸は引き継がれ、見事にポンポンッとテンポよく進んでいく噺に会場は笑いと歓声が起きていました。そのあとの「お血脈」が「一目上がり」と違う雰囲気の噺で、爆笑の連続。古典と現代が入り混じるけど、噺の雰囲気を壊すことなく絶妙なバランスを保っていました。
あっというまの、笑いと感動の2時間でした。

f:id:anjing00monyet:20190429223552j:image

 

最後になりますが、会場まで足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございます。そして、宣伝をしていただいたり、お知り合いを連れて来て下さった方、心より感謝申し上げます。今後ともお付き合いいただけますと幸いです。それから、不躾ながらお願いがあります。当日の写真をアップしておりますので、どうかfacebookinstagramtwitterなどのSNSで投稿、シェアしていただけたら、大変嬉しいです。どうか宜しくお願い致します。

 

追伸、楽屋のお話です。

三三師匠は甘いものが好きと情報を事前に入手していたので、柳井市のシェ・カワモトのケーキを2人前ぐらい準備しておきました。
ここのケーキとお菓子、めちゃ美味しいんです!

ただマクラのときに、三三師匠が「あたしは、甘いものが好きでなんじゃなくて、アルコールが飲めないのから、仕方なく食べている」というお話をされていたので、少し申し訳ないなぁと思っていました。

その後、公演が終わって、片付けをしていたら、あれ、ケーキが無い。下手すれば胸やけする量だったはず、さらに三三師匠から「このお菓子、美味しそうなのでいただいてもいいですか」と嬉しい申し出もございました。師匠、甘いもの好きなんだなぁ、あんなに凄い芸をされるのに茶目っ気があって、面白いと、妻と思わず笑ってしまいました。

f:id:anjing00monyet:20190429223718j:image