国立科学博物館3万年前航海徹底再現プロジェクト丸木舟キャプテン原康司さんの講演会
平生町在住で、 国立科学博物館3万年前航海徹底再現プロジェクトの丸木舟キャプ テンを務められた原康司さんの講演会、12月22日(日) 10時開始、を行うことになりました。
約3万年前大陸から日本列島に渡って来た人々、 中には海を渡ってきた”日本列島人”がいたと考えられています。 当初は漂流で偶然渡ってきたという考えがあったが、 台湾から実験用のブイを流して、 南西諸島へ漂着するか試験を行いました。その結果、 黒潮の影響で南西諸島にブイがたどり着くことはありませんでした 。しかし、4万~3万年前の間に、対馬海峡・伊豆諸島・ 琉球列島の各所で、 祖先たちが海を越えた証拠が見つかっています。
つまり祖先たちは、漂流者ではなく、意思を持って海を渡った” 航海者”であった可能性が高いと考えられます。そこで、 その航海を再現すれば、きっと何かが見えてくる、 日本列島人の謎を解くきっかけが見つかるのではないかと三万年前 航海徹底再現プロジェクトが始まりました。
ぜひ、丸木舟の漕ぎ手は世界でたった5人です。今回の講演では、 45時間の航海で何が起きたのか、地図、コンパス、スマホ、 時計などを持たずに、風、太陽、 星の位置を頼りに進む古代航海術、 そして3万年前海を渡った日本列島人にも迫ります!
どうぞ宜しくお願い致します。